【西洋医学バカ言ってんじゃないよ】運動でガン細胞の増殖を抑えられる

2020年09月10日 10時00分

【カリスマ医師・石原結實 西洋医学バカ言ってんじゃないよ】いくら医療が発達して、技術が進歩してもガンの死者はいっこうに減りません。そう簡単に治せないわけですから、まずはガンにならないことが第一。そのために食の大切さについて語ってきました。

 ガンになったときの西洋医学の治療法にも正直、疑問を感じていますが、「とにかく安静に」というのもおかしい。体力がなくなってしまっていたら別ですが、体力があるなら、運動をすることも必要なんです。

 運動をするとマイオカインというホルモンが筋肉から分泌されて、ガン細胞の増殖を抑えます。また、ガンの人は気分が落ち込み、食欲がなくなり、貧血になる。それを解決するには運動=マイオカインが一番なんです。

 2016年、東京都知事選に鳥越俊太郎さんが出たでしょ? あの方は何度もガンの手術をしているんですけど、まだまだお元気ですよね。で、なんでだろうと思ったら、病気にかかられた後、ウエートトレーニングに励んでおられるそうです。鍛えて克服したんですね。

 運動をして汗をかくと体温が上がるっていうのも大きい。何度も言っている通り、「冷え」はガンの一因でもあります。そもそもガン細胞は体温が低い場所にできますからね。例えば、管になっているところは中に細胞がないから冷える。食道ガン、胃ガン、肺ガン、大腸ガン、子宮ガン…みんなそうです。

 逆に、あったかい臓器にガンはできない。心臓ガンって聞いたことないでしょ? 一日中動いてますからね。小腸ガンっていうのも聞きません。消化のためにいつも動いているからでしょう。乳ガンの原因は女性ホルモン過剰もありますが、乳房自体が胴体から離れていて、筋肉がなく、冷たいのも関係しているはずです。

 ガンだけじゃありませんよ。私の患者さんで21歳から診てる白血病の人がいるんです。今年の5月で50歳になりましたが、まだまだがんばってる。私が、ウエートトレーニングをやれって奨めてから、29年間、ず~っとやっているんです。

 ◆石原結實(いしはら・ゆうみ)1948年、長崎市生まれ。医学博士。イシハラクリニック院長として漢方薬と自然療法によるユニークな治療法を実践するかたわら、静岡・伊豆でニンジンジュース断食施設の運営を行う。著書は300冊超でベストセラー多数。最新作は「『空腹』の時間が病気を治す」(青萠堂)。