アシアナ機着陸失敗で注目される韓国パイロットたちの実情

2015年04月17日 07時00分

 まるでセウォル号の船長!? 韓国アシアナ航空のエアバスA320型機が、14日夜に広島空港で着陸に失敗し滑走路から外れ、25人の負傷者を出した事故から一夜明けた15日、現場で信じられない噂が駆け巡っていた。「事故機の機長が行方不明になった」というものだ。ちょうど1年前に韓国珍島沖で旅客船セウォル号が沈没し多くの犠牲者を出した時も、船長が乗客そっちのけでいち早く逃げ大非難を浴びたことが思い起こされる。いったいなぜこんな話が飛び出すのか? 専門家に聞いた。

 運輸安全委員会の日野和男・航空事故調査官は15日、事故原因について「下降気流が発生して飛行に影響した可能性も考えられる」との見方を明らかにした。当時は霧や雨で視界が悪くなっていた。国土交通省は、問題のアシアナ航空機が通常のコースより約30メートル低い高度で滑走路に向かい、高さ約6・4メートルの無線設備に接触したとみられるが、直前の同機と管制官のやりとりに異常はなかったとしている。

 また国交省によると、管制官は事故の約5分前の14日午後8時ごろ、空港から約19キロの位置にいたアシアナ機に着陸許可を出したが、天候は徐々に変わり、視界が悪化していたという。関西航空地方気象台は事故直前、霧のかたまりが近づいていたとしている。「高度が2回大きく下がった」と証言した乗客もいた。

 天候の変化だけが原因で、アシアナ航空機は地上の設備を壊すほどの低空を通過してしまったのか。

 元全日空機長で航空評論家の前根明氏は「滑走路周辺の灯火を見れば、パイロットは高度の低さに気付いたはずで、判断ミスの可能性がある」と指摘し「危ないと分かった時点で着陸をやり直すべきだった」と話している。事故は操縦ミスの可能性が高い。

 著書に「韓国呪術と反日」などがある韓国事情に詳しい但馬オサム氏は、韓国の航空会社についてこう語る。

「韓国の航空会社はいろいろな意味で問題があります。組合が強いことでも知られています。以前、パイロットが待遇改善を求めて大規模なストを行いましたが、その要求内容が、英会話能力のテストの簡略化、フライト直前のアルコール検査の廃止、割り当てられたCA(客室乗務員)の拒否権(容姿など気に入らないと機長が交代を要求できる)など、とんでもないものばかりです」

 英会話もろくにこなせない機長がどうやって管制塔と連絡を取るのか。二日酔いのパイロットが操縦する飛行機など怖すぎる。今回も大惨事につながりかねない重大事故でありながら、15日夕まで国交省の広島空港事務所は韓国人機長と接触できなかったという。そのため、機長が“トンズラ”したという噂が出たほどだ。

 また、韓国が賄賂文化の国であることは有名。「飛行機や鉄道、船舶といった、多くの人命を預かる交通機関の運営に関してはハード(機体、船体)、ソフト(人材、システム)ともに厳しい検査基準があってしかるべきですが、韓国ではそれは建前にすぎません。なぜなら、省庁や行政による検査など、袖の下でどうにでもなるからです」と但馬氏。

 しかし、今回の事故を重く見た韓国国土交通省は15日、広島空港で起きたアシアナ航空機事故を受け、事故機と同型のA320を操縦する同社のパイロットに対し、緊急の技能点検を実施すると発表した。