中国人観光客が春節で大量訪日へ 原因不明ウイルス性肺炎が日本に!?

2020年01月15日 16時00分

 原因不明のウイルス性肺炎が発生している中国で、春節(旧正月)に合わせた大型連休が25日にスタートする。延べ約4億5000万人が国内外の旅行に出るという。

 中国人のアジアの旅行先では日本が人気で、中国人観光客が多く訪日しそうだ。

 世界保健機関(WHO)は、肺炎は湖北省武漢市の海鮮市場と関連している可能性があるとし、現時点では人から人への感染が続いているという事態は確認されていないと強調。渡航制限などの措置を取らないよう求めている。

 しかし、日本の医療関係者から危惧する声が多数上がっている。都内の内科医は「中国内で感染者が増えれば、春節に訪日する中国人観光客による“武漢型新型肺炎”の感染は否定できません」と語る。

 武漢市で原因不明のウイルス性肺炎の患者が最初に確認されたのは昨年12月4日だという。同市で先週末までに41人が発症し、うち1人が死亡した。

 医療ジャーナリストは「香港、マカオなどでも武漢から戻った人が、原因不明の肺炎を訴えている。13日には広東省深セン市でインド人女性が重い肺炎を発症したことが発表されています。この女性について、病院は『原因不明のウイルス性肺炎とは無関係』としてますが、とても信じられません。中国は17~18年前に大流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)問題を隠蔽した過去がありますからね。発表はうのみにできません」と言う。

 2002年秋に広東省でSARSが発生した際、中国政府はかん口令を敷いた。結果、03年7月の終息宣言までに世界30か国以上で8000人以上が感染して、700人以上が死亡している。

 前出の内科医は「このとき日本は感染症法でSARSを“新感染症”に指定して封じ込めた。今回、厚労省は中国への渡航者に注意を呼び掛ける文書を発表しました。春節で訪日する中国人観光客に対しては、中国大使館を通じて警戒を呼び掛けているものの、効果はどれほどのものか。入管でのチェックを徹底すべきですよ」と指摘している。