スペイン1部バルセロナがイングランド・プレミアリーグのリーズに所属するブラジル代表FWラフィーニャ(25)の獲得に迫る中、現地メディアが強い警鐘を鳴らした。

 ラフィーニャを巡ってはアーセナルやチェルシーも獲得に乗り出していたが、英メディアは続々とバルセロナ入りが濃厚になったと報じている。

 名門再建を目指すバルセロナにとっては念願の補強となるかと思われたが、ラフィーニャ獲得を疑問視する声も出てきている。

 スペインメディア「フィチャージェスネット」は「バルサにとってラフィーニャとの契約が間違いである3つの理由。さまざまな理由で多くの疑問を残し、現時点では不要と思われる」とラフィーニャ獲得を危険視した。

 その理由としてまず「価格が高すぎる。ブラジル人選手はトップレベルでプレーしたのは2~3シーズンしかないにもかかわらず、非常に高い市場価格となっている。6000万ユーロ(約82億4000万円)にまでなる可能性があり、欧州最高レベルだ。まだ実力が証明されていないことを考慮すると高すぎる」と財政難のバルセロナが手を出すにはリスクが高すぎるという。

 また「FWウスマヌ・デンベレも契約更新の見込みで、先発で使わない可能性がある。クラブの状況を考慮すると、誰もが認めるレギュラーにならない選手のために多額のお金を費やすことは疑問だ」と指摘。さらに「バルサは右ウイングを強化する必要はなく、そんなに多くのお金を払う必要はない。デンベレに加え、FWフェラン・トーレスもその位置で起用できる」とポジションが重なる選手も多く、補強ポイントではないというわけだ。

 同メディアは「ラフィーニャにそれほど多くのお金を投資する必要はない」と繰り返し警告。財政難のクラブ事情やチーム編成面でも見合わない補強を強行すれば、破滅の始まりとなりそうだ。