チェルシー・アブラモビッチ氏が運営権譲渡もプーチン大統領との蜜月関係を追及する声が

2022年02月27日 16時48分

ロマン・アブラモビッチ氏(ロイター)
ロマン・アブラモビッチ氏(ロイター)

 イングランド・プレミアリーグのチェルシーを所有するロマン・アブラモビッチ・オーナー(55)が運営権の譲渡を表明したが、ウラジミール・プーチン大統領との〝蜜月関係〟を追及する声も出ている。

 チェルシーはアブラモビッチ氏がクラブの運営権を財団の評議員に委譲することを発表。同オーナーは「決定はすべてクラブの利益を第一に考えたものだ。チェルシーの慈善団体の評議員に、クラブの運営権を委ねる」とコメントした。

 アブラモビッチ氏を巡っては、ウクライナへの軍事侵攻を決断したプーチン大統領との親しい関係が指摘されており、英国議会では資産凍結を求める意見も出ていた。そうした状況を受けての運営権譲渡だが、この決定を疑問視する声も出ている。

 ロシアメディア「ソベセドニク」はファンの声を紹介。「要するに、それは単なる運営面での問題だ。しかし、とにかく彼はオーナーである」とアブラモビッチ氏がオーナーから退くわけではないため、単なる批判かわしと指摘している。

 またクラブ専門メディア「チェルシーニュース」ロシア版は「近年、ロシア連邦で行われた多くの政治的決定には、しばしばアブラモビッチ自身が関わっている。ウクライナでの悲劇的な出来事も例外ではない」とアブラモビッチ氏とプーチン大統領との関係はただならぬほど深く、政治決断にも〝関与〟していると追及した。

 米メディア「ボックススコア」も「〝プーチン・チェルシー〟は安全な場所にある」とチェルシーがプーチン大統領の影響下にあることを皮肉交じりに報じた。

 アブラモビッチ氏のクラブへの関わり方を巡って、名門チェルシーの激震はまだまだ続きそうだ。

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