ブラジル代表FWネイマール(29=パリ・サンジェルマン)が、2022年カタールW杯での代表引退発言を釈明した。

 国際Aマッチ113試合69得点をマークしているネイマールは先日、「DAZN」のインタビューで「これが私にとって最後のW杯になると思う。これ以上サッカーに取り組む気力があるかどうかわからないので、最後になるでしょう」と発言。すぐさまカタールW杯を最後に代表を引退すると世界中に伝わった。

 かなりストレートな言い方だったが、本人の真意は別のところにあったようで、レッドブルのホームページで公開されたインタビューでこう語った。「私がそう言ったとき、物議をかもした。人々はが自分が代表チームを去るだろうと言ったが、人々は異なる理解をしていた。明日何が起こるかわからないから、最後のW杯になるようにとらえていると言いたかった」

 現時点でカタールW杯後に代表引退を決めているわけではなく、どの試合も最後のつもりで臨んでいるという考えの延長線上に、最後のW杯なるということだったわけだ。つまりカタールW杯後もA代表でプレーし続ける可能性は十分。またセカンドキャリアについては「何をしようとしているのかわからなし、決めていない」と強調した。