東アジアE―1選手権の日韓戦が27日に行われ、日本に0―3と大敗した韓国では早くも波紋が広がっている。

 韓国は今大会で唯一の2連勝で引き分けでも優勝が決まる有利な立場だったが、後半に入って次々と失点を許して日本に惨敗を喫した。

 A代表で前回対戦した昨年3月の日韓戦(横浜)でも同じ0―3と大敗しており、韓国では宿敵相手の連敗に衝撃が広がっている。

 韓国メディア「マイデーリー」は「豊田惨事」、「フォーフォーツー」は「惨事の再現」、さらには「スポーツ韓国」も「衝撃の3失点」と次々と屈辱的な敗戦を報じた。

 大会前からパウロ・ベント監督の手腕には批判が高まっており、今回の日韓戦の結果次第では解任論が浮上するとの観測が韓国では流れていた。今回またもや3失点惨敗というショッキングな結果となったことから、韓国世論でベント更迭論が沸騰するのは必至。カタールW杯前に電撃解任があるのか、その動向から目が離せなくなってきた。