サッカー日本代表FW上田綺世(23=鹿島)が12日、左足の負傷のためチームを離脱することが決まった。

 日本代表は12日に吹田市内で練習したが、10日のガーナ戦で左足を痛めた上田は11日に続いてこの日も練習を欠席。日本サッカー協会は「ケガのためチームを離脱することになりました」と発表した。

 また、この日はDF中山雄太(ズウォレ)が右足痛のため宿舎で療養し、MF柴崎岳(レガネス)が新型コロナウイルスの検査結果待ちとなり、それぞれ練習に参加しなかった。
 上田の離脱を受けて、ファンやサポーターからはネット上で「今回はけっこう怪我人多いね。招集前から怪我の選手も多いけど、せっかくのチャンスにアピールできなかったのは残念」と指摘する声や、「毎度毎度コンディション悪い状態でチームに返すのやめてくれません? 上田だけじゃなくて今回何人怪我で離脱したんですかね?」と森保ジャパンでの負傷者の多さに疑問を呈す意見も上がった。

 今回の6月の活動では、3日にDF菅原由勢(AZ)がクラブでのシーズン中に負傷した箇所が回復しないまま離脱。7日にはMF守田英正(サンタクララ)も左ふくらはぎの違和感で離脱した。

 負傷の原因はクラブでのプレーによるものもあるが、招集のあり方や代表活動でのコンディション維持なども含めてファンやサポーターの間では不満も募っているようだ。