【森保ジャパン】反町康治技術委員長がメンタルヘルス対策の現状説明 大坂なおみ「うつ」告白受け

2021年06月09日 20時47分

森保一監督

 女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)による「うつ」告白を受けて、日本サッカー協会のメンタルヘルス問題への対策とは――。

 日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)が9日に行われた技術委員会後にオンラインで取材に応じた。日本代表はカタールW杯アジア2次予選を突破して、最終予選に向けて今後のスケジュールを説明。「おそらく7月に入って抽選がある。そこでどういう形になるか明白になる。今我々が持ち得ている情報では、ホームアンドアウェーでやることに変わりはない」と一時は集中開催も選択肢に上がっていたが、現状では通常どおりのホームアンドアウェー方式で開催される見通しだ。

 また、大坂が全仏オープンを棄権してうつを公表したことがスポーツ界で大きな話題になっているが、サッカー日本代表チームにおけるメンタルヘルスの対策の現状を説明。「心技体と言われているが、心のところはコントロールするのが難しい。代表はずっと一緒にいるわけでなくて短期間で集合して結果を求められる。ハイストレスだ。今は生活の部分で選手同士が集まる場所も作れないし、食事も黙食。本当にかわいそう」と代表チームの選手たちも新型コロナ禍も重なり難しい対応を迫られているとした。

 それでも「うちの森保監督、横内コーチ、上野コーチ、斉藤コーチは個人に対して映像を見せたりいろんな話をしている。かなりメンタルのケアはしている。現段階では大きな問題はない」と代表スタッフが献身的に選手をサポートしていることを強調する。

 今後メンタルコーチなど専門家の招へいに関しては「外部からメンタルコーチを招いてもバブルの状況では難しい。これからそういうことも考えてやっていかないといけない。現段階では考えていない」。その一方で「今後、最終予選になって雰囲気や様相が変わってきたりしたら、もし必要ならそれも一つ考える必要があるかもしれない」と激戦が繰り広げられる中でチーム状況を勘案しながら、メンタル面の専門家の招へいも検討する可能性がある。

 大坂が投じた一石が、サッカー界にも影響を与えそうだ。

関連タグ: