美女DFがケガ知らずのボディーをつくり上げる。

 なでしこジャパン合宿(鹿児島)に参加しているDF清水梨紗(24=日テレ)は22日、オンラインで取材に応じ「キャンプをやらせてもらっているのは、いろんな方の力あってのことだとチームでも話している。感謝を忘れず高いモチベーションの中でできる」と新型コロナウイルス禍の中でも、合宿ができることに感謝を口にした。

 新設されるプロリーグ「WEリーグ」が9月に開幕。4~6月にプレシーズン戦、夏には五輪と今季は長丁場の戦いが強いられる。それらを戦い抜くため、現在は「代表でもチームでもフィジカルトレーナーと話しながら、ケガをしない体をつくることに取り組んでいる」と語る。

 昨年は左鎖骨骨折でピッチに立てず、悔しい時期を送った。「代表活動でも右足首のケガがあった。鎖骨のケガで加重トレーニングができていなかったので、両ももの裏の筋肉や背筋を意識しながらトレーニングしている。今は試合がない中で週2回できている」。40キロの重りを担ぎ、ランジ(足を前後に開き、股関節やヒザ関節を曲げたり伸ばしたりする動作)などで強化ポイントを鍛え上げている。

「1試合1試合を無駄にせず自分のできることを取り組みたい」と意気込む通り、鋼のボディーをつくり上げ、新リーグ、そして五輪を戦い抜く覚悟だ。