【U―23日本代表候補】FC東京・波多野、鹿島・沖、ベンフィカ・小久保…五輪GKは大激戦区!

2020年12月18日 06時15分

長身が大きな武器となるFC東京のGK波多野(中)

 来夏の東京五輪に向けて森保ジャパンの守護神争いが混沌としてきた。

 17日に発表されたU―23日本代表候補の国内組強化合宿(千葉県内、22~26日)に臨むメンバー23人は、初選出8人というフレッシュなメンバー構成。シーズン中の海外組や天皇杯に出場する川崎とG大阪の選手は招集対象外となるためだ。

 本来なら新戦力の台頭を期待したいところだが、本番を見据えるとMF久保建英(19=ビリャレアル)らレギュラークラスの有力選手は欧州組が多く、現実的には今回からの抜擢は極めて難しい。

 ただ、GKだけは例外で多くの選手にチャンスがある〝最激戦区〟となっている。チームの立ち上げから正守護神を務めてきたGK大迫敬介(21=広島)は、今季のJ1で調子が上がらず15試合の出場にとどまり、大本命とは言えなくなった。

 その間に東京五輪世代の有望株が次々と台頭。今回選出された198センチの長身GK波多野豪(22=FC東京)は、かねて大器と評価が高かったが、今季途中からチームでレギュラーを奪取し、カタールでのアジアチャンピオンズリーグでも好セーブを連発した。

 また、GK沖悠哉(21=鹿島)は若くして常勝軍団でレギュラーをつかみ急成長。森保一監督(52)は「非常に足元に自信を持っていて、中長距離のパスも配球でき、我々の戦いにフィットする」と絶賛する。

 欧州組のため今合宿には不参加だが、GK小久保玲央ブライアン(19=ベンフィカ)という〝秘密兵器〟も控える。日本代表GK権田修一(31=ポルティモネンセ)が「この場(A代表)に絶対に来る選手」と注目している存在だ。

 今回の合宿に参加する3人にとっては、アピールの大チャンス。東京五輪の正守護神争いは誰が制するのか。