日本サッカー協会は22日、都内で「2020 日本サッカーこう戦う」と題したトークショーを開催。カズこと元日本代表FW三浦知良(52=横浜FC)、前園真聖氏(46=本紙評論家)、元なでしこジャパンの川上直子氏(42)、DF岩清水梓(33=日テレ)が参加した。
カズは東京五輪代表を率いる森保一監督(51)の現役時代に日本代表で同僚として戦い、「ドーハの悲劇」と呼ばれた1993年の米国W杯アジア最終予選イラク戦もともに経験した盟友。「芯が強い。自分の理想、考えを曲げないし、顔色も変えない」とその人間性を評しつつ「来年の五輪は相当なプレッシャーがあると思うけど、ポイチ(森保監督の愛称)の信念を曲げずに、自分を信じて良い成績を収めてほしい」とエールを送った。
また、エース候補として期待されるMF久保建英(18=マジョルカ)については「FC東京の時もそうだったけど、最初からうまくいくわけじゃない。修正能力が高い。みんなから求められるものをやりつつも自分のスタイルを出せる。非常に頭のいいプレーヤーだし努力している」と分析。その上で「まだ18歳だからね。まだまだ僕の年まで何年あるのか。どうなってしまうんだろうね」と今後の成長に大きな期待を寄せた。