【WWE】スマックダウンが無観客に 急きょパフォーマンスセンターでの収録に変更

2020年03月14日 17時49分

試合後のダニエル・ブライアンを襲う中邑真輔(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド13日(日本時間14日)発】WWEスマックダウン大会が異例の無観客で開催された。当初、この日の大会はミシガン州デトロイトで開催されるはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、WWEパフォーマンスセンターでの収録に急きょ変更。そんな緊急事態で存在感を見せつけたのが“黒いロックスター”こと中邑真輔(40)と“女帝”アスカ(38=華名)の日本人選手2人だ。

 中邑がこの日、標的に定めたのはダニエル・ブライアン(38)とそのパートナー、ドリュー・グラック(32)。きっかけはパートナーのセザーロ(39)の敗北だった。

 バックステージでブライアンとセザーロがにらみ合っていると、ゲスト解説のトリプルH(50)が“強権発動”して2人の対戦を決定。試合はセザーロのアッパーカットとブライアンのクローズラインが交錯する白熱の展開となったが、最後はセザーロがスモールパッケージホールドで丸め込まれて試合終了となってしまった。

 するとその直後、中邑がリングに乱入。マネジャー役のサミ・ゼイン(35)、セザーロと3人がかりでブライアンとセコンドのグラックに暴行を加えた。乱闘は大掛かりなものに発展し、ブライアンのトペ・スイシーダを中邑が被弾する場面も。乱闘は収まらず、抗争の行方が注目される事態となった。

 一方“海賊姫”カイリ・セイン(31=宝城カイリ)との「カブキ・ウォリアーズ」でWWE女子タッグ王座を保持するアスカは、華麗な策略でライバルにダメージを与えた。

 その相手はアスカのベルトを狙い「カブキ・ウォリアーズは私たちの王座挑戦から逃げてるわ」と非難してきたアレクサ・ブリス(28)。ニッキー・クロス(30)と組んでサーシャ・バンクス(28)&ベイリー(30)と対戦し互角の戦いを見せていたところ、アスカはレフェリーのブラインドを突いて襲撃。背後からアレクサをエプロンに叩きつけてダウンさせた上、ニッキーを孤立させることに成功した。

 そのまま花道で高みの見物を決め込むと、ニッキーがサーシャのバンク・ステートメントにギブアップ負けするところを見て満足げ。2組の抗争は激化する一方だが、うるさい敵に最低限の動きでダメージを与えることに成功したアスカは、してやったりの表情だった。

 またこの日放送されたWWEのクルーザー級番組「205 Live」で行われた「チーム205オリジナルvsチームNXT」10人イリミネーションタッグ戦に、KUSHIDA(36)が出場した。NXT軍で先発したKUSHIDAは、敵軍の仲間割れもあって試合を有利に展開すると、最後はアイザイア・スコットと連係して飛び付きアームバーをジャック・ギャラハーにズバリ。ギブアップを奪い、自軍に勝利をもたらした。