【アイスリボン】ジュリア 元キャバ嬢で元イタリア料理店店長の異色経歴

2019年05月23日 16時30分

大ブレークの期待がかかるジュリア

【リングを彩る魅惑の女子ファイター】元キャバ嬢であり、元イタリア料理店店長という異色の経歴を持つ女子プロレスラーが「アイスリボン」のジュリア(25)だ。2017年10月のデビューから、団体屈指の人気選手に急成長。25日の大阪・平野区民センター大会ではICE×∞王座(王者は雪妃真矢)に初挑戦する。

「誰も私が勝つと思っていないかもしれない。でも予想通りだったらつまらないですよね? だから一発で取りたい」。野心と向上心、そして反骨心は誰にも負けない。

 1994年2月21日、イタリア人の父と日本人の母との間に英ロンドンで生まれた。1~2歳の時、日本に移住。転機は小学2年の夏だった。父、弟と祖父母が住むイタリア・ローマを訪れた際に一人だけ現地に残され、2か月を過ごした。
「シャイで人前に出るのが無理だったのに、自分で生きていかないといけないので自己主張するようになったんです」。母と、いとこがダンサーとして活動していたことも影響し「将来は有名になりたい」との夢を持った。

 小、中学時代にはいじめを経験した。千葉県内で両親が営むイタリア料理店はテレビでも紹介される有名店で、父はオープンカーのベンツで校庭のど真ん中に送迎した。「私にチューして『いってらっしゃい』って。イタリアでは普通だけど、目立ってしまって…」。闘争心が宿ったのもこのころだ。ヤンチャだった中学時代は、校内の全男子生徒を敵に回しても一歩も引かなかった。ケンカでは自転車を投げて流血させたことも…。「有名になって見返してやる」という思いを強めた。

 高校進学後はイタリア料理店店長を経て、専門学校に通いながらヘアメークの仕事を始めた。生活費を稼ぐためキャバクラでも働き、客の同伴で訪れた会場で藤本つかさにスカウトされた。「有名になるには、今やっていることだけではダメ。もっと一般の人に届けないと。目標は東京ドームでまた女子プロレスをやり、ゴールデンタイムに中継されること」。夢への階段を一歩ずつ上り続ける。