【鉄旅タレント木村裕子の日本全国おもしろ鉄道】JR小浜線の「フレンチ駅弁」試食会に行ってきました

2020年02月18日 16時00分

沿線にあるフレンチレストランの三宅シェフ。おかずのアイデアが光ります!

 最近、タイアップ企画で生まれる駅弁が増えています。例えばJR岡山駅では、地元の高校生が考案した駅弁「岡山名物大集合」を限定販売。また熊本地震の復興支援として、お笑いトリオ「ロバート」の馬場裕之さんが開発に加わった南阿蘇鉄道の「たっぷり赤牛牛めし弁当」というのもあります。

 鉄道ファンとしては「自分の意見を駅弁作りの参考にしてもらえるなんて、うらやましいなぁ~!」と感じていたのですが、なんと、その夢を誰もがかなえられる駅弁企画が始まりました。その名も「みんなでつくる小浜線の駅弁」プロジェクトです!

 これは、雑誌「旅と鉄道」の編集部が、2023年春に予定されている北陸新幹線の敦賀駅開業に向けて、みんなで駅弁開発をしようというもの。小浜線は福井県の敦賀駅を起点に若狭湾沿いを走ります。プロジェクトには誰でも参加できて、おかずの要望から販売価格帯まで、フェイスブックやハガキ投稿で応募できるんです。実は先日、そのアンケートの意見が反映された試食会へお呼ばれし、行ってきました!

 この日の開発試作メニューは「トラフグと越のルビートマトのマリネ」「甘鯛と自然薯のグラタン」「若狭イノシシのパテ」など、全部で15種類。小浜線沿線にあるフレンチレストラン「プティプラージュ」が手掛けていて、内容は駅弁というよりフレンチのコースのよう。今まで駅弁のおかずでは見たことがないような料理が並びます。

 もちろんどれもおいしくて、私の意見など必要ないと思えるほどのクオリティーですが、私はアンケート用紙にビッシリとコメントを書いて提出してきました。自分が関わった駅弁が実際に駅で商品として並んだら、と思うと、楽しみで仕方がないです! 駅弁との距離がグッと近くなるこのチャンスに、ぜひみなさんも参加していただきたいです。

 ここで木村ポイント! 試食に参加した方たちから「駅弁って高すぎ。600円にして」「ひと口で食べられるサイズじゃないと口紅が取れちゃう」などと辛辣なコメントも出ていましたが、担当者は全てメモして、その意見に向き合っていましたよ。それでは、本当に自分の意見が届く「小浜線の駅弁」に向けて、あなたもぜひ一緒に出発進行~!

☆きむら・ゆうこ=1982年8月17日生まれ。愛知県出身。鉄道をこよなく愛する鉄旅タレント。2015年にはJR、私鉄、地下鉄、ケーブルカー、モノレールなど、日本全国にある鉄道を全線乗車する「日本国内鉄道全線完乗」を達成。乗車した走行距離は約2万8000キロメートル。