17歳のJKファイターが、初のRIZINマットで存在感を見せつけた。

 格闘技イベント「RIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)で初出場の須田萌里(17)は、地元・沖縄出身のにっせー(26)と対戦。相手のキックに対し、須田は得意のグラウンドに引き込む。「猪木対アリ状態」から果敢に腕十字を狙った。

 さらに下からパンチを入れ、三角絞めへ移行。直後に再び腕に狙いを定め、右腕を一気に伸ばして一本勝ちを収めた。

「毎日練習して、得意の腕十字で決められてうれしいです。応援ありがとうございました」

 小学5年の時に父親の影響でブラジリアン柔術を習い始め、2018年の全日本キッズ柔術選手権を優勝。20年からは総合格闘技も始め、同年10月のDEEP JEWELSでプロデビューした。

 特大のインパクトを残した須田について、大会配信の解説を務めた〝シュートボクシングの絶対女王〟ことRENAは「恐ろしい17歳が出てきた」と絶賛。今後も注目を集めそうだ。