格闘技イベント「ONE SAMURAI 1」(29日、有明アリーナ)で、元K-1ライト級王者の与座優貴(28)がONEバンタム級キックボクシング世界王者のジョナサン・ハガティー(29=イギリス)に無念の判定負けで王座奪取を逃した。

 1Rは両者様子を見るように左右の構えをスイッチしながら、打撃を打ち合う。約1分が経過したところで与座が前蹴りで相手に尻もちをつかせたが、その後ハガティーにテンカオ(ヒザ蹴り)を狙われるなどして距離をとられ、うまくペースをつかめなかった。

 2R、与座はガードを固めながら前に出て強引に距離を詰め、カーフキックやミドルキックをヒットさせる。さらにラウンド終盤にはアッパーもヒットさせたが、ハガティーからも巧みにテンカオやパンチを返され、苦しんだ。

 3、4Rも前進する与座のローキックとハガティーのテンカオ、パンチの応酬が続く。そして与座は決定機を作れないまま、最終5Rに突入だ。逆転を狙い必死に攻めた与座だが、ハガティーの牙城は崩せず。結果は判定に委ねられ、無念の0―3で敗れ、リングを降りた。

 一方、V2に成功したハガティーは「とてもうれしいです」と笑顔だ。さらに「カーフキックを怖がるな! ただ足を上げればいい! 今はすごくうれしくて、ファンの皆さんに感謝します。そして、すごくのどが渇いています。言葉がないです」と話して歓声を浴びた。