期待するからこその苦言だ。〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)が、K―1初の女子大会「RING OF VENUS」(25日、東京・国立代々木第二体育館)に厳しい毒ガスを放った。
メインではK―1女子フライ級王者のKANAがフランスのスーリ・マンフレディを3R2分26秒、KOで下し初防衛に成功。K―1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメントではムエタイ戦士のパヤーフォン・アユタヤファイトジムがMIO、菅原美優と日本人を連続撃破して優勝した。
そんな大会を見た青木は「やっぱりまだK―1の女子は発展途上だ。課題が多いよね」と切り捨てる。その理由を「〝K―1〟をしていたのがKANAだけだったんだよ。K―1って『果たし合い』であり『決闘』を見せるエクストリームスポーツなわけじゃん。でも、女子はどうしてもKOが少ない。だから、なかなか〝K―1〟にならないんだよ。実際、今回もKO決着が余りにも少なかった」と厳しく声をしゃがれさせた。たしかにKO決着は全17試合中3試合だったが…。
その上で「KANAは男子の中でもしっかりK―1をしている。今後、女子大会を第2回、3回とやっていって定着できるかどうかは、KANAみたいな選手がどれだけ出てくるかにかかってくると思う」と力説。
アトム級トーナメントについても「優勝したパヤーフォンだって、スタイル的には決してK―1向きではない。それでも優勝できるって、そういうことなんだよ。まだまだ発展途上。決勝で負けた菅原は背が高くて細い分距離を取って戦っていたけど、あの戦術だとトーナメントではどうしても最後に体力負けしちゃうんだよね」と分析した。
相変わらずの辛口ながらここまで真剣なのは、期待しているからなのだろう。最後に「チャン・リーが素晴らしかった」とトーナメントのリザーブマッチで紗依茄に2R1分26秒で勝った姿勢を絶賛。かねて〝推し〟としている幼稚園の先生から転向した異色ファイターの快勝に「チャン・リーのKO力と、幼稚園の先生としての指導力にほれました。ぜひ、俺に打撃を教えてほしいです。バブー…」と上機嫌に意味不明なことを言い出したので、取材はここで打ち切られた。












