TKO木本武宏に群がった〝コロナ苦芸人〟は50人以上! 実業家やスポーツ界にも波及か

2022年07月25日 05時15分

TKO・木本武宏(東スポWeb)
TKO・木本武宏(東スポWeb)

 損害額7億円ともいわれる巨額投資トラブルで、お笑いコンビ「TKO」木本武宏(51)が所属事務所の松竹芸能を23日付で退社した。被害を受けたと報じられた芸能人はまだわずかだが、取材によれば芸人だけでも最大で50人に上るとの声も。さらに、スポーツ界や実業家界隈まで被害が波及することが指摘され、前代未聞の金銭トラブルに発展する可能性も出てきた。

 損害総額5億円とも、7億円ともいわれる木本にまつわる〝投資トラブル〟。所属事務所の松竹芸能が、木本から事情聴取を重ねても全容の把握に至らなかったものの、本人からの申し出もあり、23日に契約を終了したことを発表した。木本は同日、自身のツイッターで謝罪と退社を報告後、「必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です」と約束した。

 ネット上では、木本が盛んに勧めていた仮想通貨アプリ「STEPN(ステップン)」で「巨額損失を出したのでは?」という声も。たしかに木本は4月放送のテレビ東京系「やりすぎ都市伝説2022春」で、「STEPN」を紹介。仮想通貨でアプリ内にある架空のスニーカーを購入し、歩いた分だけ仮想通貨がアプリ内に付与されるという仕組みで、木本が「歩くだけで稼げるんですよ」などと熱弁していた。

「紹介した後に暴落したことで損害を負ったのは間違いない。ただ、それよりかなり前からビットコインなど仮想通貨の損害が膨らんでおり、すでに首が回らない状況だったようです」とお笑い関係者は明かす。

 それでも木本は8年ほど前からFX(外国為替証拠金取引)や仮想通貨などの投資をスタートさせ、順調に利益を出していた時期もあった。

 大手経済誌でウエブ連載を持つまでになったが、芸人たちが財テク芸人・木本の元に群がりはじめたのは、コロナ禍がきっかけだったという。

「芸人たちは営業やテレビ出演などが激減。仕事のない後輩芸人は困窮したり、蓄えのある芸人も将来に不安を覚えたり、コロナ禍で暇な時間もできた。そんな芸人たちから相談され、木本は投資話を持ちかけていた。特にFXでかなりの利益を上げていたようで、その額を知った芸人が信用した」(お笑い関係者)

 投資開始直後は少額ながら利益を得た芸人が続出し、親交あるタレントやスタッフらも投資に参加。一時は〝FXや仮想通貨の神〟扱いする声もあった。さらに一部で報じられたように、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇は約5000万円にも上る金額を投資するまでに至った。

「しかし、仮想通貨が暴落し、共同で運用していた20代の男性投資家とは音信不通にもなった。被害を受けた芸人は最大で50人ほどに上るといわれ、松竹芸能以外にも多数いる。吉本興業だけでも20人近くになるのではないか。さらに、木本の仲間として投資を勧めていた元スポーツ選手もいて、スポーツ界や実業家界隈まで波及するのでは?と指摘する声もある。いまだ全容把握ができていないのは、芸能界の被害にとどまらないから」(前同)

 さながら木本は〝芸能界の勧誘担当〟の様相を呈していたようだ。全容が明らかになれば、被害者はさらに膨れ上がるかもしれない。もっとも芸人の間では、木本も結果的に大損しており、被害者とみる者も多い。だからこそ芸人から損害賠償などで訴えを起こそうとする動きにはなっていないという。

「やはり芸人は仲間意識も強いので、法廷の場で争うことはできれば避けたいという思いが強い。木本も『なんとか芸人として働いて、死ぬまで返したい』と悲壮な覚悟を口にしている」(前同)

 騒動の着地点は、いったいどうなるのか…。

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