お笑いコンビ「TKO」(木下隆行=50、木本武宏=50)のたどる道は雨上がり決死隊かアンジャッシュか――。

 2018年に木下が後輩へペットボトルを投げつけるなどの騒動を起こし、20年に所属していた松竹芸能を退所。その1か月後にユーチューバーに転身したのは記憶に新しい。しかし初投稿の謝罪動画のバッド数が日本一となるなど大不評。バッド数日本一をネタにしているものの、チャンネルの登録者数は伸び悩み、現在も苦戦を強いられている。昨年には「スパシャンpresents超☆爆!遊ビズム研究所」(テレビ大阪)で1年半ぶりに地上波番組に復帰したが…。

「コンビで活動をした方がうまくいくのではという声は少なくありません。ただ、そのためには当然相方の理解が必要です。木本は松竹に在籍したままなので、なおさらですよ」(テレビ関係者)

 だが、そもそも木下と木本がうまくいっているとは言い難い。実際、コンビでの活動再開を模索する中で木下が勝手に「TKO完全復活」と発言し、木本を怒らせたことがあったという。

「木本はライブとかを地道にやって周りから応援してもらえることが大事と考えている。しかし木下は、売れっ子だったころの華やかな世界が忘れられないみたい。甘え体質が抜けず、関係者に会うと『どうにかなりませんか』が口癖ですから」(お笑い関係者)

 同じく相方の不祥事によって活動を休止していた「雨上がり決死隊」と「アンジャッシュ」の2組は対照的な結果となった。宮迫博之は蛍原徹に愛想を尽かされ解散。一方のアンジャッシュは渡部建の活動再開を発表し、コンビ継続の道を選んだ。TKOはどうなるのだろうか。