韓国の女性アイドルグループ「KARA」の元メンバー、ニコル(27)が7日、大阪市の大阪BIGCATで、約3年ぶりとなるコンサート「ニコルCONCERT2019〜Summer Wave〜」大阪公演を開催した。

 2016年ごろから休業状態だったニコルは、昨年末から本格的に活動再開。この日リリースした新曲「Promise」など12曲を引っさげ、昼・夜の2回公演に臨んだ。

「3年ぶりなので緊張してますが、ファンの皆さんとの距離が近いのでうれしい。昼の部ではすごい緊張しちゃったんですが、皆さんが私のことを分かってくれていて盛り上げてくれた。対話してる感じで、すごく楽しかった」と笑顔を見せた。

 KARA時代はキレキレのダンスパフォーマンスを見せていたが「時間がたったのを感じます。15歳から活動を始めて、27歳ってそんなに年を取ったわけじゃないけど、あのころみたいに何でもできない。ファンの皆さんも喜んでくれるし、『3年前はできたのに』って言われるのもイヤだからプライドでやりますが、疲れたり汗がすごく出ちゃったりします」とおちゃめに嘆いた。

 KARAといえば、元メンバーのク・ハラ(28)が先月、自殺を図ったと現地メディアで報じられ、関係者を通じて謝罪する騒動となった。

 KARAメンバーと定期的に連絡を取っているというニコルは、ハラの自殺未遂騒動について「ニュースで見ました。いつも『頑張って』とか『自分を大事にして』と言ってるんですが、『頑張る』って返事がありました」と明かした。

 ハラは現在、日本で療養中とも報じられているが、ニコルは韓国をベースに活動中。直接会ってはいないそうで「早く良くなってくれたら」と心配そうに話した。

 ニコルは10日に東京・WWWで公演を行う。