「嫌いな芸能人」騒動の渦中にあるテレビ朝日系「あのちゃんねる」(月曜深夜0時15分)が打ち切られることが28日、明らかになった。番組の〝顔〟であるタレントのあのは、アーティストとしての矜持(きょうじ)があり、かねて番組サイドへの不満を抱いていた。
番組公式サイトは28日、声明を発表し「社内及び関係者の方々と協議した結果、6月15日(月)の放送をもって番組を終了することとなりました」と報告した。一連の騒動には触れなかった。
騒動の発端は今月18日深夜の放送で、あのが「嫌いな芸能人」を質問され、タレントの鈴木紗理奈(48)の名前を叫んだことだった。鈴木は20日、インスタグラムのストーリーズであの、番組サイドを疑問視する内容を投稿。番組サイドは23日、あの、鈴木への謝罪を発表したが、あのは同日、X(旧ツイッター)で番組サイドへの不満を投稿した上で降板宣言していた。
あのの23日投稿によれば、かねて番組サイドに「暴露系の企画はゲストにも悪いし、僕もやりたくない、やらないでほしい」「この表現は嫌です」「これはゲストの方が大変な思いするからやめてください」などと要望してきたが、改善されなかったという。テレ朝社員の話。
「社内でも番組サイドに対する疑問の声が少なくないです。あのちゃんは世間からみればタレントだけど、当人は歌手、女優としての自負もあります。それらをひと言でいえば『アーティスト』。〝専任〟としてのタレントであればバラエティー色の強い企画や表現を受け入れられるけど、そうではない。番組サイドが当人の思いをくみ取れなかったわけです」
歌手として楽曲「ちゅ、多様性。」(2022年)がヒット。翌23年放送の「第74回NHK紅白歌合戦」で紅白初出場を果たした。女優としてはいずれもテレビ東京系で今年4月放送開始の「惡の華」、6月放送開始の「わたしの相殺日記」で主演。所属事務所はMr.Childrenらを擁する「TOY’S FACTORY」で、音楽色が非常に強い。
「『あのちゃんねる』は深夜番組よろしく、暴露企画や下ネタ発言があります。あのちゃんは収録で楽しそうに笑っていたと社内で評判だったけど、胸の内では違和感があったのかもしれません」(同)
衝撃の打ち切りとなった。












