ジャニーズからオリンピアンが誕生か。なんとTBSの人気番組「SASUKE~Ninja Warrior~」が、「近代五種」競技の一つとして五輪競技になる可能性が出てきたのだ。この一報に、ジャニーズファンは大いに色めき立っている。

 国際近代五種連合(UIPM)は2024年パリ五輪後に馬術を外し、「障害物レース」を試験導入すると発表。そこで1997年に始まり、世界中に広まっている「SASUKE」に白羽の矢が立ったのだ。すでにTBSはテスト大会に欧州版の番組セットを提供しており、12月の国際オリンピック委員会(IOC)で承認を得られれば、28年ロサンゼルス五輪から近代五種の一つに加わる。

「局内は大喜びですよ。ぜひとも五輪に採用されるように、プロジェクトチームを立ち上げる流れです」(TBS関係者)

 熱くなっているのはTBSやSASUKE関係者だけではない。ジャニーズファンも盛り上がっている。「番組にはさまざまな芸能人が出ています。なかでも『A.B.C―Z』の塚田僚一は2015年から出演をしている常連組の一人。ファンは『五輪に出てほしい!』と熱望しています」(芸能関係者)

 塚田はジャニーズに入る前は体操教室に通い、五輪金メダルを目標に頑張っていた時期もある。「バックグラウンドを知っているだけに『SASUKEで五輪を目指して』という声が多いのです。ほかにも『Snow Man』の岩本照らも番組に出ていることから、『日本代表として五輪に出る未来が見えた!』などファンの妄想は膨らむばかりです」(前同)

 ただ、五輪出場に向けてハードルが極めて高いことは間違いない。近代五種ではSASUKEだけではなく、水泳、フェンシング、レーザーラン(射撃+ランニング)に取り組まねばならないからだ。

 前出TBS関係者は「厳しいのは百も承知ですが、塚田らには真剣にチャレンジしてほしいですね。たとえ無理だったとしても、その経験は五輪番組で生きますし、ファンも喜ぶでしょう」と期待をかける。

 近年はさまざまなジャンルに進出しているジャニーズだが、オリンピアンを目指すというのは例がない。正式採用が決まった時、塚田らの決断が注目される。