
ジャニーズ事務所所属アイドルによるゲーム動画配信ユーチューブチャンネル「Johnny’s Gaming Room」が昨年末に開設された。登録者数は約90万人と、早くも100万人に迫る勢いだが、そこは合格のハードルが高いジャニーズ。これでも“微妙”の烙印を押されているのだ。
「Kis―My―Ft2」の玉森裕太、宮田俊哉、「Hey!Say!JUMP」の有岡大貴が中心で、「SixTONES」「Snow Man」「なにわ男子」のメンバーらが加わり現在は16人で配信している。
豪華メンバーが集まったため、期待も大きかった。「嵐の二宮和也が立ち上げたチャンネル『ジャにのちゃんねる』超えもあるのではないか。それこそゆくゆくはチャンネル発のゲーム誕生など、一大プロジェクトになるのではないか、とまで言われていた」(芸能プロ関係者)
しかし、その期待に応えているとは言えない状況だ。当初は再生回数100万回超だったが、最近は数十万回の動画がほとんど。「ジャにのちゃんねる」に比べると、半分から3分の1といったところに落ち着いている。周囲を見渡すと数十万回でも十分にすごいのだが、期待が大きかっただけに、関係者も拍子抜けしている。
eスポーツが盛り上がっているにもかかわらず、なぜ「ジャニーズ・ゲーミング・ルーム」は伸び悩んでいるのか?
「ジャニーズのファンの大半は女性で、そこまで熱心なゲームファンというのは多くない。『ジャにのちゃんねる』でゲーム配信した時も再生回数は落ちています。ゲームに興味がない女性でもとっつきやすいものを積極的に取り上げているけど、そうなるとゲーマーは見ないため、なかなか爆発のキッカケがつかめない」(前同)
ジャニーズの名前を冠した一大企画はここから急浮上するか、それとも尻すぼみとなってしまうのか。
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