ジャニーズの人気グループ「なにわ男子」のメンバーである道枝駿佑(19)の勢いが止まらない! 大みそかから元日にかけて放送された「東京ドームに2年ぶりの大集合! ジャニーズカウントダウン2021→2022」(フジテレビ系)でも存在感を見せつけたが、あまりの勢いに他のグループのファンからやっかみを買ってしまったようで…。

 7人組の「なにわ男子」は昨年11月にシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」でデビュー。初週に70・6万枚を売り上げ、「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得した。中でも道枝は、昨年10~12月に放送されたドラマ「消えた初恋」(テレビ朝日系)で「Snow Man」の目黒蓮(24)とダブル主演を務めるなど、際立った活躍を見せている。

 その勢いのまま道枝は「ジャニーズカウントダウン」(カウコン)に登場した。今年のカウコンでは、歌唱以外にもファンからのアンケートを集計して、「王子様部門」「元気部門」「セクシー部門」という3つの部門の“TOP5”を決め、その3つのユニットを結成するという新しい企画が行われた。

 その結果、王子様部門の1位は道枝が、セクシー部門の1位は目黒が獲得。もう一つの元気部門でも1位になったのは、なにわ男子の大橋和也だった。Snow Manとなにわ男子という、若手のグループが席巻した格好だが、このTOP5の結果は大モメの火種となってしまった。

 芸能関係者は「1位になったグループのファンは当然、大喜びですよ。『私が応援しているグループはやっぱり人気があるよね』って具合に。ただTOP5にも入っていないグループのメンバーもいっぱいいるわけです。『何この結果!?』『年の初めから散々な思いをさせられた』って感じです」と指摘する。

 さらに1位となったのが、Snow Manとなにわ男子だったことが、他のグループのファンにとっては特に面白くないことだという。

「なにわ男子はいま、『事務所から猛プッシュをされている』といわれている。さらにSnow Manは“タキニ”と言われているグループ。“タキニ”とは『滝沢秀明副社長のお気に入り』という意味で、事務所に推されていることが気に入らないアンチが作った造語なんです。それだけにほかのグループのファンは大荒れになったようです」(同)

 しかも今回の結果に首をかしげるファンも多いという。

「もちろん道枝のファンの中に喜んでいる人もいるが、一方で『王子様キャラじゃない気がする』などと困惑しているファンも結構いたとか。王子様部門で1位になったことで目立ってしまい、『余計な敵をつくったんじゃないか』と危惧しているファンさえいます」と同関係者は明かした。

 道枝はドラマだけではなく、昨年12月30日に公開された嵐の松本潤が主演する映画「99・9―刑事専門弁護士―The MOVIE」にも出演している。

 テレビ局関係者は「ドラマの主演だけではなく映画にも出演するなんて、事務所からの猛プッシュはすごいとしか言いようがない」と指摘する。今回のTOP5を選ぶ企画は、ジャニーズのファン同士の争いを生む結果になったようだ。