最後までシーズンに集中する。広島の堂林翔太内野手(30)が28日、一軍登録日数が8年に到達し、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。

 堂林はプロ12年目。今年は不振が続いていたこともあり一軍出場は28日の試合終了時点で69試合にとどまり、打率1割9分4厘、0本塁打、5打点の成績だ。

「入団時は長く一軍でやれるとは思っていなかったので、うれしいです。3年目に我慢して使っていただいた野村さん(元監督)をはじめ、自分を使っていただいた監督、首脳陣に感謝しています」と話した。

 そして続けて「まだシーズン中なので残り2試合のことだけを考えてしっかり準備したいと思います」と語った。