ソフトバンク バレンティンが感じた“ヤクルトとの違い”

2020年03月05日 16時30分

オープン戦に初出場したバレンティン

 今年からソフトバンクに移籍したウラディミール・バレンティン外野手(35)が常勝軍団ならではの“特権”を楽しんでいる。

 4日は古巣ヤクルトとのオープン戦(ペイペイドーム)に初出場。昨年まで9年間ともに戦った旧友との再会に笑顔をはじけさせ、初回には中犠飛で打点を挙げて4番の仕事をこなした。鷹のユニホームに袖を通して1か月が経過。「みんなといいコミュニケーションが取れているから」と徐々になじみつつあるという。宮崎での春季キャンプでは工藤監督と外国人選手全員で食事に行き、親交を深めた。

 そんなバレ砲が2017年から昨年まで3年連続で日本一を達成しているソフトバンクに改めて強く感じていることがある。それはスター選手が揃っているということだ。日本一軍団に求められて入ってきた助っ人だけに期待は決して小さいものではないが「ここ(ソフトバンク)には自分以外にもいい選手がいるから、自分が気負う必要はないよ。プレッシャーは全くない」と言い切る。

 ヤクルト時代にも山田哲、青木らリーグを代表する選手とプレーしたが、ケガなどでひとたび欠ければ途端に4番であるバレンティンにマークが集中。そのため打席の中でストライク、ボールの判定にイラつき、三振する場面も目立った。しかし、ソフトバンクには現状こそ出遅れているが、柳田、内川、デスパイネなど名だたる選手がいる。ヤクルト時代には「自分が決める」の気持ちも強かったが、新天地ではリラックスした状態でシーズンに向かえそうだという。

「これまでの9年間で自分の力を証明してきた。セもパも野球は野球。『エンジョイ・ベースボール』だよ」と笑顔を見せたバレンティン。新たな舞台でどれだけの活躍を見せるのか、楽しみだ。