米大リーグ機構(MLB)と選手会は10日(日本時間11日)に新労使協定の締結で基本的に合意した。昨年12月2日(同3日)に突入したロックアウトが終了し、凍結されていたFA市場が動き出す。ポスティングシステムで広島からメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)や、マリナーズからFAとなった菊池雄星投手(30)の動向が注視される。

 鈴木誠は走攻守がそろい、年齢が27歳と若く、FAになった他の外野手と比べて、高額ではないということで人気が上昇を続けている。米メディアは獲得に興味を持っている球団として、レッドソックス、フィリーズ、マリナーズ、ジャイアンツ、メッツ、レンジャーズ、パドレスなどを挙げている。契約は4~5年の複数年で平均年俸は1500万ドル(約17億4000万円)前後と予想されている。

 一方、菊池はFAの2番手グループに位置付けられ、先発ローテーションの3番手以降を探している球団が調査しているとされる。メッツ、ヤンキース、ブルージェイズなどがロックアウト前にメディカルリポートを取り寄せたり、代理人に連絡を取っていたと報じられた。

 FA市場には未契約選手が200人以上が残っているとされ、カルロス・コレア内野手(27=アストロズFA)、クリス・ブライアント内野手(30=ジャイアンツFA)、フレディ・フリーマン内野手(32=ブレーブス)など大物の契約が注目される。