昨年12月2日からロックアウト入りしている米大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会は17日(日本時間18日)、ニューヨーク市内で新労使協定を巡る交渉を行ったが、わずか15分で終了。依然として合意には程遠い状況が続くことになった。

 チームによっては春季キャンプ2日目を迎えていたはずの日に、選手会は年俸調停の取得年数を一律2年にする短縮案を取り下げる代わりに、対象選手を80%に拡大してボーナス分配額を1億1500万ドル(約132億円)に増やすよう要求した。機構側の提示額は1500万ドルで、両者の溝はさらに広がった。

 ユニバーサルDH制、プレーオフの拡大、抽選式ドラフト指名権の導入など、両者が合意に近づいている項目もあるが、機構側の取り分が減ることを意味する経済的な項目においては、依然として大きな隔たりがある。MLBは、公式戦を予定通り3月31日(日本時間4月1日)に開幕させるためには、今月末までに合意する必要があると通達した。