大谷翔平投手(27)が所属するエンゼルスにとって、年俸2100万ドル(約23億9200万円)の1年契約を結んだノア・シンダーガード投手(29)がつけることになった背番号34は大きな意味を持つ。
エンゼルスは2009年4月9日に飲酒運転者による交通事故に巻き込まれて22歳の若さで死去したニック・エイデンハートをたたえ34番の使用を13年間控えてきたが、テキサス出身のシンダーガードはメッツ時代から同郷のレジェンド、ノーラン・ライアンと同じ34番を着用。エンゼルス加入を機に変更する意向だったが、遺族やミナシアンGMの後押しで背番号34を引き継ぐこととなった。
米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は17日(日本時間18日)、エイデンハートの義父デュエイン・ジジアス氏の「我々は背番号を引き継ぐのにノア・シンダーガード以上の選手はいないと感じています。彼ほどの投手、彼ほどの競技者がつけてくれることで、再びニックの話が語られることを願っています」との談話を紹介した。
エイデンハートは、高校時代にべースボール・アメリカ誌の年間最優秀ユース選手に選ばれ、ヒジの故障などありつつも04年ドラフトでエンゼルス入り。08年5月に当時の大リーグ最年少投手としてデビューし、09年に先発ローテ入りを果たしたが、シーズン初先発登板後の夜、事故に遭って他界した。
ちなみに大谷が9月25日に受賞したエンゼルスのチームメイトらの投票による年間最優秀投手賞には「ニック・エイデンハート賞」の名前がついている。












