ASKAが入院中の病院で“危険な約束”――。覚醒剤取締法違反の罪で12日に懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けた歌手のASKA(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)が、同じ千葉県内の病院に入院していた女優・酒井法子(43)の元夫、高相祐一氏(46)と親しくしていたことがわかった。高相氏はASKAと“ジャンキーオフ会”まで計画しているという。同病院にいた小説家の石丸元章氏(49)は、この2人が「ジャンキー界の希望の星になっている」と明かし、退院後の再会を約束する場面を目撃したと告白した。

「あそこは地の果て。ジャンキー甲子園です。全国からえりすぐりのジャンキーが集まってくるんです」(石丸氏)


 千葉県内にあるこの病院は、覚醒剤取締法違反の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けたASKAが現在、薬物依存脱却のため入院しているところだ。


 病院といっても通路は枯れ葉だらけで、天井には無数の監視カメラ。近親者でもなかなか面会の許可が下りない、まるで監獄のような場所だという。そこにワケあって“入所”していたのが石丸氏であり、ASKAであり、高相氏だった。


「最後に入院してきたのがASKAさん。高相さんは危険ドラッグの類いで父親に強制的に入れられたみたい」とは石丸氏。


 同病院にVIP病棟はなく、著名なASKAであろうが4人部屋での共同生活を義務付けられる。憩いの場は食堂のような共同スペースで、患者同士が談笑したり、1日700円のおやつ代でお菓子などを購入する。


 そのなかでひと際目立っていたのが高相氏だった。石丸氏が回想する。

「彼はムードメーカー。全く懲りてないですから(笑い)。ある意味カリスマですよ。『あのドラッグはヤバイ』とよく話していましたね。1度、バナナの皮を繊維状にして、大麻のように巻いて吸っていたのが先生にバレて、独居房(個室)にブチ込まれてました」


 ASKAもこの憩いの場にたびたび姿を見せた。石丸氏によると「寡黙で礼儀正しい人。誰もが知っている大物が来たことで、患者たちは『あのASKAが来たのだから、この病院は間違いない!』と謎の希望を見いだしてましたね。ASKAさんは他の患者とも気軽に接していました。マージャンを囲むこともありましたね」。


 高相氏がASKAに話し掛けることもあった。元妻のりピーが1988年5月にリリースしたシングル「1億のスマイル」の作曲をASKAが手掛けていたことを知ってか「その節はどうも~」とペコリとあいさつし、ASKAは「あ、どうも」と返していたという。


 石丸氏を含め、そうした交流のなかで飛び出したのがオフ会企画だ。


「幹事はN君で『退院したらみんなでオフ会やろう!』と約束しました。ASKAさんもその輪のなかにいて、うなずいていました。ここでは言えませんが、具体的な日付もその場で決めています。高相さんが一番ノリノリでしたね」


 もちろんオフ会は再び薬物を楽しむためのものではなく、退院祝いと更生への決意を新たにする場だ。この夏、仮釈放になったという“ジャンキー界のレジェンド”こと田代まさし(58)を誘う案も出たが、石丸氏の「あの人はガチ。我々とはまた違う」という声で却下されたという。


 ASKAの院内での様子について、一部では禁断症状で奇声を上げたり、テレビの音楽番組を熱心に見ていたと報じられたが、石丸氏いわく「そんなことはない。至って普通」。ただ、音楽家としてのプライドを見せつける場面はあった。


「患者のなかに音楽をやってるやつがいて、デモテープを持参してはASKAさんに聴かせていた。その時はヒップホップかな。ビックリしたのは、4人部屋でデモテープを聴かせているやつが(ベッドの)上にいて、聴いてるASKAさんは地ベタに座っていたこと。天下のASKAに何してんや!と思いました」


 それでもASKAは文句も言わず、真剣にヒップホップを聴き「歌詞が大事」とアドバイスしていたという。


 オフ会ではクラブDJでもある高相氏のプレーに合わせて、ASKAの美声が聴けるかもしれない。