不同意わいせつ、不同意性交等の両罪に問われている元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(43)の第5回公判が2日、東京地裁で開かれた。

 今回は一連の公判で初めて被告人質問が行われた。斉藤被告は黒いスーツに身を包み、質問に対して終始ハキハキと答えた。

 事件があったロケ当日、被害女性のAさんと初対面だった斉藤被告は、Aさんの第1印象について「ずっと笑顔で、すごく感じの良い方」と回想。事件があったとされるロケバスの中では、2人きりで過ごす時間が多かったことや、Aさんから「トリオの中で斉藤さんが1番好き」と言われたことなどから「好意を持っていると思った。気持ちが高ぶって、Aさんもそれ以上のことを求めていると思った」と語った。

 警察の取り調べに応じた際には、Aさんとの行為が「無理やりではない」と主張するため、ドライブレコーダーなどの証拠を求めたが存在せず。斉藤被告は「映像も音もない。絶望しました。唯一の証拠がなく、どう説明すれば真実と思ってもらえるのかわからない」と当時の心境を明かした。

 改めて、斉藤被告は「同意があると思っていたが、Aさんの気持ちを汲み取ることができず本当に申し訳ない」と謝罪。その上で「お笑いは人を笑顔にする仕事。相方や先輩、同期、後輩、スタッフの皆さんを裏切ってしまって、仕事も失った。人を笑顔にすることと真逆なことをしてしまった」と声を震わせながら語った。