ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)を巡って欧州ビッグクラブが争奪戦が展開している中、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが有利な条件を指摘されている。

 ハーランドを狙うのは、イングランド勢のマンチェスターU、マンチェスター・シティ、チェルシー、フランス1部パリ・サンジェルマン、スペイン1部レアル・マドリード、同バルセロナなど名だたるクラブばかり。ドルトムントとの契約満了の1年前にあたる来夏に移籍金が7500万ユーロ(約97億円)となる条項があるとされ、そのタイミングで各クラブが動くのは必至とみられている。

 そんな中、英紙「デーリー・エクスプレス」は「ハーランドがマンチェスターUでロナウドとのプレーを望んでいる」と伝えた。ハーランドの望みをかなえるという意味で、C・ロナウドが復帰したマンUが争奪戦で有利になり得るというわけだ。かねてハーランドは「彼に会ってあなたのおかげでサッカー選手になれたと伝えたい。自分にとって常にお手本だった」と語ったこともある。

 7番ユニホームのバカ売れなどさまざまなところで表れるCロナ加入効果は、〝怪物〟と称されるストライカー獲得にも発揮されるのか。