タンザニアの女性大統領が女子サッカー選手に対するとんでもない侮蔑発言で世界中から非難を浴びている。

 サミアスルフ・ハッサン大統領(61)がサッカー男子代表の式典に出席した際に、女子選手を侮辱する発言を行った。

 英公共放送「BBC」などによると、ハッサン大統領は「皆さんは胸が平らな人を見ると女性ではなく男性だと思うかもしれない。結婚するなら魅力的な人で、あなたが望む資質を備えた女性を求める」としたうえで、女子サッカー選手に関しては「そのような資質がなくなっている」と〝暴論〟を展開した。

 さらにハッサン大統領は「彼女たちには結婚生活は夢のようなものだ。ここにいる皆さんが彼女たちを妻として家に連れて帰っても、母親に女性なのか同僚の男性なのかと聞かれるだろう」と女子サッカー選手に対する侮辱を続けた。

 このとんでもない暴論に世界中から非難が集中。インドメディア「ウィオン」は、野党である民主開発党の女性部代表で、元国会議員のキャサリン・ルゲ氏の見解を紹介。「女性サッカー選手に関するハッサン大統領のコメントは、すべての女性に対する屈辱だ。すべての女性が尊重されるべきだ」と糾弾した。

 さらに世界各国から寄せられたネット上の意見も伝え「この女性大統領はタンザニアをアフガニスタンに変えたいと思っているのか。私たち女性の権利はどこにあるのか」「大統領の発言は非常に悲しい。タンザニアのすべての女子サッカー選手に謝罪する必要がある」と猛烈に批判する声が上がっている。

 一国のトップによる大暴論が波紋を広げている。