メーガン妃の父トーマス・マークル氏(82)に浮上した児童性的虐待疑惑が思わぬ展開を見せている。父親を警察に通報したメーガン妃の異母兄トーマス・マークル・ジュニア氏(60)にも捜査の目が向けられているのだ。英紙デーリー・メールが5日、報じた。
フィリピンのフアニト・ビクトル・レムリア内務自治相は5日、首都マニラで記者会見を開き、ジュニア氏について「息子も犯罪に関与している可能性を示す兆候がある」と明らかにした。ただし、現時点では「捜査上の関心人物」であり、容疑者として扱っているわけではないと強調した。
ジュニア氏は、フィリピンで暮らしていた父親の所持品が入った箱から児童性的虐待に関係するとみられる大量の画像を発見。先週、セブ市の警察に通報した人物だ。ところが、その後、警察に寄せられた目撃証言によって、本人にも疑惑が浮上したという。
レムリア氏によると、複数の目撃者が「未成年の少女たちがジュニア氏の自宅に連れて来られていた」と証言。しかも、少女たちは動画撮影に使う携帯型の照明器具を持っていたという。
警察が事情を聴いたところ、ジュニア氏は「単にTikTokの動画を撮影していただけだ」と説明した。しかし、警察が本人のTikTokアカウントを調べたところ、未成年の少女たちが登場する動画は確認できなかったという。
レムリア氏は「息子が犯罪に関与しているかどうか調べている。今後数日以内には明らかになるだろう」と述べた。
一方、ジュニア氏を数週間にわたって取材してきた英紙サンは、疑惑には別の事情があると報じた。
同紙によると、目撃された少女たちは、ジュニア氏のフィリピン人婚約者ローズさんの親族だったという。交際2年になるローズさんは警察に対し、11歳、14歳、16歳、17歳の弟妹たちや3歳のめいが普段から自宅を訪れていると説明。弟妹たちと屋内外で撮影したTikTok動画も警察に提示したとされる。
現時点でジュニア氏の犯罪への関与を裏付ける証拠が確認されたわけではない。
そもそも今回の騒動は、メーガン妃の父親が児童性的虐待に関係する画像を所持していた疑惑から始まった。デーリー・メール紙も、父親が以前暮らしていたメキシコの貸し倉庫から同様の画像を発見し、米連邦捜査局(FBI)に通報したという。フィリピン警察は父親の刑事訴追に向けた捜査を進めているとされる。
さらにジュニア氏は、ロサンゼルスにある父親の貸し倉庫2か所の所在地をFBIに伝えたとも報じられた。倉庫にはメーガン妃の大学時代の家具や所持品、父親のハリウッド時代の記念品などが大量に保管されているという。
ジュニア氏は「FBIが何を発見するのか、想像するだけでも恐ろしい」と語っていた。
父親は疑惑を全面否定し、息子が金銭目的で告発をでっち上げたと非難している。父親を告発した息子にまで捜査が及ぶという異例の展開。マークル家を巡る疑惑は、ますます混迷を深めている。












