日本共産党の田村智子委員長は5日、国会内で会見。米国の中間選挙(現地3日投開票)で、野党の民主党が上下両院で4年ぶりにトランプ大統領が率いる与党共和党に多数派を奪還したことに言及した。

 米国の主要メディアは共和党が歴史的大敗を喫したと報じた。

 田村氏は「アメリカの中間選挙は民主党が下院、上院ともに勝利を収めるということで、これはなによりもトランプ政権への厳しい批判が下された選挙結果だったと受け止めています。中でもイラン戦争が共和党の敗因であるということをトランプ政権自身が認めたと、これは非常に大きな意味を持っていると思います。イラン戦争に突き進んだことが批判となって今回の選挙の結果に表れたというふうに受け止めております」とコメントした。

 そのうえで「私はここに関わっては、高市首相が問われると思うんですよ。高市首相の世界を見る目、見識が問われると思います。アメリカに行っての日米首脳会談で『世界に平和と繁栄をもたらすのはドナルドだけ』と、トランプ大統領を称賛した。しかしアメリカ国民も(中間選挙で米国民主党を支持する)違う結果を出した」と田村氏は批判した。

 同党として米中間選挙のどこに注目をしたか。

「私たちは(米国)民主党勝利の中身ですね。中でもDSA、アメリカ民主的社会主義者のみなさんが、現職2人の議員から7人に躍進を遂げている。地方選挙でも議席をかなり獲得した。先ほどのニュースではロサンゼルスの市長選挙でも勝利した。ニューヨーク、主要都市での勝利は本当にアメリカのなかでの変化、躍動的な変化を感じます」と田村氏は語った。