日本テレビのアナウンサーが資格取得のブームだという。

 同局では水卜麻美アナウンサーが先月28日、約5年間の勉強の末に難関の気象予報士に合格したことが明らかになった。ほかにも番組企画で、澁谷善ヘイゼルアナが気象予報士に挑戦している。

 ある局内関係者は「この2人に限らずですが、いま日テレのアナウンサーの中では資格の試験を勉強するのがちょっとしたブームになっています。そのきっかけを作ったのが、元日テレアナの桝太一さんや安村直樹アナなんですよ」と話す。

桝太一アナ(左)と安村直樹アナ
桝太一アナ(左)と安村直樹アナ

 桝はアナウンサーとして人気絶頂だったにも関わらず、同志社大学ハリス理化学研究所の助教となり、2022年3月末で日テレを退職。フリーのアナウンサーとして仕事を続けながら、助教としての職務にあたっている。また、安村アナは現役のアナウンサーながら昨年4月に都内大学の医学部に入学し、医師の資格取得を目指している。

「この2人は他のアナウンサーの意識を変えましたよね。アナウンサーが秀でた資格を持っていれば、仕事の幅は確実に広がります。水卜アナは気象予報士という資格を取ったことで気象情報を伝えるだけでなく、番組制作にも関わってくる可能性がある。息の長い活動ができるようになるでしょう」(同)

 複数のスキルや専門性を組み合わせる〝掛け算〟によって、個人の市場価値を高めるのはビジネスの世界ならよくあることだが、それがアナウンサーという職業にも及び始めているということだ。

「フリーのアナウンサーを含めると今は飽和状態。局アナもうかうかしてはいられないということです。アナウンサーが、自分の武器となる資格を持つことは今後ブームではなく、当たり前になるかもしれません」(同)

 意外な資格を持つ局アナが誕生する日も近い――。