メーガン妃に新たな悪夢だ。父トーマス・マークル氏(82)が児童性的虐待の画像や動画を所持していたとされる疑惑について、メキシコ当局も捜査に乗り出した。英紙エクスプレスが10月31日、報じた。
メキシコの治安部隊「国家警備隊」の隊員らは31日午後、トーマス氏が以前暮らしていた同国北西部ロサリトの自宅近くにある貸倉庫を捜索。コンピューター1台と、USBメモリー、雑誌、写真、書籍などが詰まった複数の箱を押収した。
貸倉庫は約1・5メートル×約3メートルの広さで、以前の自宅から約4・8キロ離れた場所にある。捜索時には周辺が封鎖され、施設の外には正式な捜索令状とみられる文書のコピーが掲示された。捜索はバハ・カリフォルニア州当局の職員らが監督したという。
今回の捜索により、トーマス氏を巡る疑惑の捜査はフィリピン、米国、メキシコの3か国に広がったと英紙は報じている。
メキシコでの捜索の数時間前、米国との国境に位置するティフアナの警察当局は同紙に対し、米連邦捜査局(FBI)と協力し、トーマス氏に関する疑惑を調べる方針を明らかにした。疑惑は、未成年の少女たちの性的な画像や動画に関するものだ。
ティフアナ市警察の報道官は「われわれは米国の法執行機関と協力する用意があり、入手可能なすべての証拠を慎重に調べる」と述べた。
事の発端となったのは、フィリピンのセブにあるトーマス氏の自宅で、息子のトーマス・マークル・ジュニア氏が児童性的虐待に関する大量の画像を発見したとする告発だった。
息子は10月下旬、父親の自宅にあった4つの大きな収納箱から、児童性的虐待に関する画像を「数百枚、いや数千枚」発見したとして、地元警察に通報したとされる。
画像の多くはノートパソコンに保存されていたといい、フィリピン警察がパソコンやその他の物的証拠の解析を進めているという。
フィリピンのジョンビック・レムリヤ内務相は先週、「現時点では、極めて悪質な性犯罪者である可能性を示す兆候がそろっている。しかし、調査結果を公表する前に確証を得たい。デジタル鑑識の解析は1週間以内に完了する見込みだ」と述べた。
また、筆跡鑑定の専門家らは、セブで発見された一部の資料にペンで書かれたラベルの文字を調べているという。
一方、米国ではFBIが「疑惑を把握しており、必要に応じてフィリピン当局を支援する。また、米国の連邦法違反に関連する疑惑についても捜査する」と声明を発表した。
元映画照明監督のトーマス氏は、2011年から2025年までの14年間、ロサリトの高齢者向け住宅で暮らしていた。昨年、フィリピンのセブ市に移住したが、その後、血栓ができたため、命を救うために脚の切断手術を受けた。現在は米フロリダ州レークランドの医療施設で、義足を装着してリハビリを受けている。
メキシコでの捜索に先立ち、車いすに乗ったトーマス氏が、近くの別のリハビリ施設に移送される様子が撮影された。その際、最初の結婚でもうけた娘サマンサさんと、その交際相手マーク・フィリップス氏が付き添っていたという。2人は疑惑が浮上した後もトーマス氏を支持している。
トーマス氏は先週のインタビューで、自身に向けられた疑惑について「胸が悪くなるようなうそだ。汚名をそそぐためなら、どんなことでもする」と全面否定している。現時点で、トーマス氏が違法行為に関与したと断定できる事実は明らかになっていない。
一方、父親と絶縁状態にあるメーガン妃は10月23日、「深く心を痛めています。被害に遭った可能性のある子供たちに思いを寄せています」と声明を発表した。
さらに、以前から父親に関する深刻な疑惑を知らされていたことも明かし、父親を自身とヘンリー王子の子供たちであるアーチー君(7)とリリベットちゃん(5)に一度も会わせなかった理由について、「子供たちを守るためだった」と説明している。












