大阪プロレスの社長兼エースであるゼウス(44)が来年4月の大阪市議会選挙に自由民主党公認で出馬することが31日、明らかになった。
同日、大阪市内で開かれた第77回自民党大阪府支部連合会大会で大阪市議選城東区選挙区の公認候補として発表されたもの。
「大阪を盛り上げて、日本一活気がある都市にしたいんです。大阪から日本全体を盛り上げたい」(ゼウス)
もともと若いころから政治に興味を持っていたというゼウス。大阪プロレスが大阪市北区や松原市などの自治体と包括連携協定を結び、さまざまな社会貢献活動を積極的行ってきたのも、そんな下地があったからこそだろう。それらの活動が自民党の目に止まり、2013年のジム開設と同時に城東区民となっているゼウスを指名したわけだ。
大阪では大阪維新の会が圧倒的に強く、自民党は苦戦を強いられている。しかし、ゼウスは維新に一瞥もくれない。日本の文化を守り日本をつくってきたのが自民党そんな子どものころからのイメージを持っているというだけに、自民党からの出馬は自然の流れだ。
「大阪の自民党は維新にやられっぱなしですが、自民党にもよくないところがあったからと考えています。自民党を立て直したい。大阪の自民党を強くして、信用を取り戻したい。そして政界を立て直す。いろいろな疑惑なんかもありましたが、そういうのも正したいんです。高市首相も政治は地方からとおっしゃっています。それを実現したい」(ゼウス)
やりたいことは山ほどある。子どもたちの夢を後押しする教育環境の整備、給食の質の向上、バリアフリー日本一の街づくり、区民・市民との対話を踏まえての政策実現などなど。ゼウスの口からは、次から次へと熱い思いがあふれてくる。
城東区の現在の定員は5(維新3、公明1、共産1)。自民は70年ぶりの議席なしという屈辱を味わっている。しかも次回の選挙からは定員が1つ減って4となる。それを8人前後の候補者で争うことが予想されている。大混戦が予想されるなか、ゼウスの新たな戦いのゴングが鳴った。
☆ゼウス 本名は大林賢将(おおばやし・けんしょう)。1982年1月27日、大阪市生野区出身。ボディビルダーとしてさまざまな大会で優勝。2006年、大阪プロレスでデビュー。全日本プロレスでは三冠ヘビー級王座を獲得し、チャンピオン・カーニバルでは全勝優勝した。21年に大阪プロレスのオーナーとなり、大阪・関西万博でプロレスを開催するなど勢力を拡大中だ。180センチ、95キロ。得意技はジャックハマー。












