立憲民主党の辻元清美氏は29日、国会内で同党会派外交部会・安全保障会議に出席。高市早苗首相がG7首脳オンライン会議(2日)の欠席に関する茂木敏充外相の参議院外交防衛委員会(27日)の答弁について外務省からヒアリングを行った。
辻元氏は、同委員会でオンライン会議をめぐって直前まで高市首相が公邸で自民党幹部と会食していたことを結びつけ「ドタキャンしたのではないかという臆測が相当広がっていますよ」と指摘していた。
これに茂木氏は「まったく事実に反している」と否定。今回のオンライン会議の時間は、30分間で欧米のディーゼル価格対策などに議題が限定されていたと説明した。
外務省側は事前に説明を行っていたG7の実務調整を担う〝シェルパ〟の遠藤和也外務審議官の代理出席が適切と判断し官邸側に伝えていたと明かしていた。ほかにも外務省側は高市首相がオンラインサミット出席のための公邸の設備も含めて、総合的に欠席を判断したとの認識を示していた。
辻元氏はこの日夕方、外務省からのヒアリンを受けたあと、報道陣の取材に応じた。
冒頭、同党の外交部会長の田島麻衣子氏は「高市首相のG7欠席に関する茂木外務大臣の参議院外交防衛委員会の答弁について『違うんじゃないのか』という視点から(外務省から)話を聞くことができました」と明かした。
外務省のヒアリング内容については「事実関係からすれば(茂木氏は)1つの答弁のなかにまったく違う会議を1つの会議であるかのような話をしていて事実関係が異なりますので、『外務省として(茂木氏の)答弁を訂正するつもりはあるのか』と聞いたんですが、答弁は現時点で(訂正は)しないと。なぜならば『(茂木)大臣は(答弁のなかで)〝おそら〟』と言っているので、これは『おそらく』といったから変える必要はないんだ、とおっしゃいましたので、事実関係を提示して省庁に持ち帰って大臣にきちっと聞いてほしいと伝えました」と話し、外務省に対し11月2日までの回答を求めたと明かした。
辻元氏は「私はせめて茂木さんたちの外務省はラインを決めて(高市首相はオンラインサミットに)出なくていい〝防衛ライン〟を貼ってきたと思うんです。でも、『(同委員会で)茂木さん、あなたはなぜ出なかったの?』ということで崩れかけたんだけど一応、防衛ラインを張ってきたけれども、それでまた、防衛ラインを貼った茂木さんの答弁が虚偽だったということなんですよね…。まあ、続きをやります」と語った。












