元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が24日、毎日放送「せやねん!」に出演。連日発生している不正アクセスによる個人情報の漏えいによって、弁護士業界が〝バブル〟状態になっていると明かした。

 報道によると、9月以降、AIなどを悪用した大規模な不正アクセスやサイバー攻撃が相次ぎ、国内で漏えいした可能性がある個人情報はのべ1億6500万人分以上に達しているという。

 このニュースに進行役の山中真アナが「こういう情報流出で、きっと訴訟沙汰もこれからどんどん増えていく。実際、弁護士の中では増えてるんですね?」と橋下氏に見解を求めた。

 橋下氏は「これがね、まあいろいろ問題でね…。集団訴訟でしょ?」とこぼすと、「一人あたりの金額は1000円とか3000円とか、もう多くて1万円ぐらいなんです。賠償金っていうのは。でもこれ、1万人集めると1億円になるんで、弁護士の費用がすごい上がるんですよ」と解説した。

 仮に1万人を集めようとした場合、一昔前なら大変な労力だったが、「今サイト立ち上げると1万人ぐらい集められるので、弁護士業界の中ではある意味ちょっとチャンスになってる」と暴露。

 一方で、「いくつかもうサイト立ち上がって、集団訴訟を集めてる弁護士がいるんですが、ちょっとあの人たち早とちりだと思う」と指摘し、「昔だったら漏えいしたらすぐアウトだったんですけど、これだけみんなどの企業もそれなりに対策しながら、漏えいってことになれば、なかなかね、住所・電話番号(の流出)ぐらいでは、賠償金になりにくいんじゃないのかなと僕は思います」と分析した。