NHK大阪放送局は29日、同局制作の朝の連続テレビ小説「ブラッサム」に出演する俳優の遠藤憲一を紹介した。

 山口・岩国から親戚を頼って上京した主人公・葉野珠(石橋静河)。珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。今回は、同作のなかで一流の作家を数多く抱える「首都公論」を率いる編集長の黒崎大三郎を演じる遠藤のコメントを発表した。

 黒崎編集長は豪胆な性格と鋭い審美眼で文壇を牽引する。役どころについて「黒崎は最初から大食いのシーンがあって、大きな声でよく笑うダイナミックな人。その勢いを出しつつ、作家の才能を見抜く能力にたけた鋭さや心の中の純度の高さというギャップを表現できたらいいなと思いました」。

 副編集長の山中を演じる俳優の井浦新については「首都公論がいい結果を生んでこられたのは、直感でワッと行くタイプの黒崎と冷静な分析ができてきっちり理論で後押ししてくれる副編集長・山中の二人三脚だったから。山中役の井浦君とは過去に一度共演していますが、常に清潔感のある人です。穏やかな物言いの中に力があるところが昔から変わらなくてすてきですね」と評した。

 主人公の珠について「珠ほど波乱万丈な主人公は、朝ドラになかなかいないと思います。それゆえのテンポの速さも『ブラッサム』の楽しみのひとつだろうし、当時としては相当勇気のある生き方をしているところが最大の見どころじゃないかな」。

 最後に「朝ドラの新風という感じがします。この新しい風をぜひとも楽しんでほしいです」とアピールした。