俳優の山﨑賢人(32)が2028年のNHK大河ドラマ「ジョン万」で主演する。山﨑は映画「キングダム」シリーズに代表されるようにアクションのイメージが強いが、「ジョン万」では〝静〟の演技も要求される。この撮影に支障が出ないよう周囲は〝大河特別シフト〟を敷き、「キングダム」シリーズの新作はすでに〝撮りだめ〟されてあるという。
大河ドラマでは現在放送中の「豊臣兄弟!」が終わると、来年1月からは俳優の松坂桃李(38)が主演の「逆賊の幕臣」がスタートする。同作では勝海舟のライバルといわれながら、明治新政府に「逆賊」扱いされた幕臣の小栗忠順の生涯が描かれる。
同作後の2028年1月からスタートするのが、山﨑が主演の「ジョン万」だ。幕末から明治の通訳、翻訳家で日米の架け橋となった「ジョン万次郎」こと中濱万次郎役。自身にとって待望の大河初出演で主演を飾る。
近年の山﨑はコミック原作のアクション映画での活躍が目覚ましい。累計発行部数1億部超を誇る漫画原作の映画「キングダム」シリーズが最たる例で、主人公で天下の大将軍を目指す信を熱演している。19年公開の第1弾を皮切りに22、23、24年、26年にそれぞれ公開されてきた。
26年の第5弾「―― 魂の決戦」では8月、公式X(旧ツイッター)で公開38日間で興行収入61億円、観客動員400万人を突破したと報告された。その続編はまだ発表されていないが、第6弾の製作は有力視されている。
山﨑はほかにもコミック原作の映画「ゴールデンカムイ」シリーズ、「アンダーニンジャ」で主演。いずれも敵と戦うアクションだ。
「山﨑さんはその道のエキスパート。本人も『一年中ずっと戦っている』と苦笑しながらネタにしていました」とは芸能プロ関係者。
たまにはアクションから離れ、深みのある芝居にじっくりと打ち込みたいとの願望もあった。渡りに船とばかりに飛び込んできたのが「ジョン万」の主演オファー。本人はさらなる飛躍への試金石と考えている。
周囲もこの撮影に支障が出ないよう特別態勢を敷いていたようだ。
「山﨑さんが大河に集中しやすいよう、来年以降公開予定の『キングダム』の第6弾では本人の出演部分はすでに撮り終えています。それも第7弾まで撮りだめしてあると聞いています」(映画関係者)
撮りだめの背景には、壮大なセットを使用するがゆえに一気に撮った方がコスパがいいという点がある。ただ、理由はそれだけではないという。
「アクションシーンの多い山﨑さんにはケガのリスクがあるためです。万が一、ケガで大河の撮影に影響を与えてしまっては元も子もない。そうした懸念も踏まえ、『キングダム』の続編の撮影を終えたようです。大河の撮影スパンは1年で、スケジュールは細かく決まっていますからね」(同関係者)
「ジョン万」は来年5月ごろのクランクインを予定している。
山﨑の大河にかける思いは強い。新境地を切り開けるか――。












