「あしたのジョー」で知られる漫画家・ちばてつやさんをしのび、デジタルアーティストの月光惠亮氏と、ロックバンド「44MAGNUM」のギタリスト・広瀬さとし〝JIMMY〟が、それぞれ作品への思いと感謝を語った。
月光氏にとって「あしたのジョー」は、ボクシングに心を奪われる原点だった。
「『あしたのジョー』は、僕のボクシング好きのきっかけになった。なぜかプロレスよりボクシングにひかれたのは、ちばてつやさんの『あしたのジョー』がきっかけでした!」と振り返り、「漫画なのに真に迫るものがあった」と、その迫力を言葉にした。
作品から受けた衝撃は、現在のボクシング観戦にもつながっているという。
「今、井上尚弥に夢中なのも、デビュー戦の時に『あしたのジョー』と同じ何かを感じたのと、ジョーと力石徹との戦いに似た何かを中谷戦では感じました」
リングで繰り広げられる戦いに、青春時代に胸を熱くしたジョーの姿を重ねる月光氏。「僕の青春の中で最も印象に残った漫画です。ちばてつやさんのご冥福をお祈りするとともに、青春をありがとう」と感謝を込めた。
一方、JIMMYは、少年期に触れた「あしたのジョー2」が、自身の生き方にも影響を与えたことを明かした。
「少年期、『あしたのジョー2』の影響で人格形成された感があります。今も一番の清いヒーローです」
年月を経ても色あせないヒーローへの思いを語り、「ちばてつやさんの御冥福を心よりお祈りします。ありがとうございました。お世話になりました」と悼んだ。
浜田ブリトニーも、ちばさんとの思い出と感謝を語った。
最初の出会いはデビューした頃。藤子不二雄Aさんとともにインタビューしてもらったといい、その後もゴルフや自宅への訪問などを通じて交流を重ねた。
ちばさんの温かさは、苦しい時にも支えとなった。「ブリちゃんが婚約破棄をした時も、とても心配してくださいました」と回顧。さらに「集団で誹謗中傷を受けて精神的につらかった時も、優しく相談に乗ってくださり、解決策まで一緒に考えてくださいました」と、親身に寄り添ってくれた姿を振り返った。
「CAFEオカオカ」も応援してくれたといい、「思い出すと、感謝が溢れてきます」と胸中を吐露。「漫画家としてだけではなく、一人の人間としていつも温かく見守ってくださった先生。あの時いただいた優しさをこれからもずっと忘れません」とつづり、「ちばてつや先生、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。












