9日のNHK連続テレビ小説「ブラッサム」第10話で、壮絶死を遂げたヒロインの父「おととさま」こと清治役の渡部篤郎が「あさイチ」にゲスト出演。名女優からの伝言に「ありがたいですね。ありがとうございます」と感謝した。
作家・宇野千代(1897―1996)をモデルにした主人公・珠(石橋静河)に、劇中では厳しく接してきた清治。自身は病んで精神が錯乱状態となり、街中で大立ち回りの末に絶命した。「あさイチ」では、1980年代の珠を演じる加賀まりこから渡部への伝言を鈴木奈穂子アナウンサーが読み上げた。
「お芝居はもちろんですが、清治の衣装の着こなしが素晴らしい。はんてんを肩にかけているシーンなど、あんなに似合う役者はいない。衣装を肩で着こなせることは大事。着られている俳優はたくさんいるが、着こなせる人はなかなかいない。高倉健さん以来じゃないかと感心しました」
80年代の珠は先週の初回、第2回と冒頭に登場し、そこから少女時代に時間が戻った。昭和から活躍する名女優である82歳の加賀が、渡部へのリスペクトを今回伝言に託した。
さらに「今まで共演がなく、今回もご一緒するシーンがなくて残念でした。私が生きている間に共演できたらうれしいです」とメッセージは続いた。
渡部は「一緒の作品にいるってことが私にとってはうれしかったですね。尊敬する大先輩でありますし、僕も一緒にお芝居したいなぁなんて思ってましたねぇ」と笑みをたたえて述べた。衣装については担当者と話をして、自分なりの着こなし方を考えたという。
清治は山口県岩国の老舗酒造の長男だが、経営を弟に譲る代わりに生活費をもらい、働かずに暮らしてきた。いわば粋でダンディーな男だが、早々2週で退場にはSNSで惜しむ声が上がった。












