インドのデリーとデラドゥンを結ぶ高速道路で、トラックの運転手が広告看板に描かれた道路を本物と勘違いし、そのまま突っ込んだとされる動画がSNSで大きな話題となっている。インドメディア「タイムズ・ナウ」が18日、報じた。

 動画はXで拡散しており、道路脇に設置された大型看板にトラックが衝突した様子が映っている。看板には道路が奥まで続いているような風景が描かれており、まるで本物の道路がその先にも続いているかのように見える。

 投稿者の説明によると、トラックの運転手は看板に描かれた道路を本物と勘違い。目の前の道路がそのまま続いていると思い込み、看板に向かって走行して衝突したという。ただし、事故の正確な発生場所や運転手の安否、実際に絵を見間違えたことが事故原因だったのかは確認されていない。

 この珍事故をめぐり、Xでは「看板の絵があまりにもリアルなので、誰でも一目見ただけではだまされてしまうかもしれない」といった声が上がる一方、運転中の注意を呼びかける意見も寄せられている。

 また、インドメディア「インディア・トゥデー」によると、同高速道路のアシャロディ地区では、過去1か月間に4~5件の交通事故が発生し、2人が死亡、数人が負傷したという。直近では15日、トラックの同乗運転手が死亡する事故が起きた。

 道路そっくりの絵が描かれた看板にも注目が集まっているが、警察は看板が一連の事故を引き起こしたことを示す証拠は、現時点で見つかっていないとしている。事故原因や看板との関連性について調査を進めている。