メーガン妃とヘンリー王子は、英国帰国後初めて英国国内で共同公務を行ったが、「コスプレ」のような王室流の街頭散策をしたとして批判を浴びている。英紙エクスプレスが16日、報じた

 ヘンリー王子夫妻は15日、ノッティンガムのセント・アンズにあるコミュニティー・レコーディング・スタジオ(CRS)を訪れて盛大な歓迎を受け、市内で3つの準王室的な公務を行った。

 夫妻は6年前に王室の公務から身を引き、米国で新たな生活を始めてから一転、8月に英国に拠点を戻した。しかし、主要な王室メンバーとしての公務から退いたにもかかわらず、この日のノッティンガム訪問は現役王室メンバーの訪問と非常によく似た「コスプレ」のようだと王室ファンや王室ウォッチャーの注目を集めた。

 ヘンリー王子夫妻にとっては帰国後初めての公務で、一般市民との距離を縮めるための伝統的な王室の街頭散策さながらに、路上に集まった祝福者たちの元へまっすぐ向かい、笑顔で握手を交わしてハグをし、20分間にわたって一般の人々とセルフィーを撮った。そして立ち去る際には、彼らを一目見ようと集まったファンに取り囲まれた。

 王室関係者の間では今回の「王室コスプレ」とも言える振る舞いを、多くの専門家が批判しているという。テレグラフ紙の王室担当編集者ハンナ・ファーネス氏は、ヘンリー王子夫妻は自分たちが望んでいないと言っていたことに逆戻りしてしまったと述べている。

 同氏は「ヘンリー王子とメーガン妃はノッティンガムに戻り、厳選した慈善団体への訪問(夫妻は今でもそれを「公務」と呼んでいる)や、街頭での散策を再開しました。花束を受け取り、報道陣を招いて取材させ、近くにいる人なら誰にでもハグをするようになったのです。彼らが望んでいないと言っていた生活に戻っても、今回は退屈な部分も、王室の一員として働くことに伴う義務も一切ないのです」と厳しく言い切った。

 タイムズ紙の王室担当編集者ケイト・マンジー氏は、ヘンリー王子夫妻は6年前に王室を離脱したにもかかわらず「王室のデジャヴに満ちた1日」を企画したと主張した。同氏は夫妻の登場によって宮廷関係者たちがこの状況を「非常にいら立たしい」と表現したとも語っている。