古巣幹部への怒りは収まらないようだ。オリオールズのピート・アロンソ内野手(31)は25日(日本時間26日)、ニューヨークでヤンキースとのダブルヘッダーに臨んだ。アロンソは「2番・一塁」で臨んだ第1戦で2本の本塁打を放つなど、1勝1敗で終えた。

 その試合前練習でアロンソは通算300号記念Tシャツを着用。メッツ時代、デビッド・スターンズ野球運営部門社長に放った「クソみたいな計算式」とのコメントがプリントされていた。

「ニューヨーク・ポスト」紙は「ピート・アロンソが『クソみたいな計算式』を批判するシャツを着てデビッド・スターンズを揶揄(やゆ)し、その後2本のホームランを放つ」と報じた。

 アロンソを巡っては古巣メッツ戦で通算300号を放った際、メッツのスティーブ・コーエンオーナーがスタンディングオベーションで祝福し批判を浴びた。メッツ在籍時の2024年オフ、当時メッツのアロンソはスターンズとの交渉の席で「数年後、私のキャリアが殿堂入りのために評価される時、お前らはまだ自分のクソみたいな計算式をいじくり回しているだろう」と言い放った。

 アロンソとメッツは最終的に2年5400万ドル(約84億9000万円)の契約で合意。契約破棄条項が盛り込まれていたため、アロンソは25年オフにオリオールズへ5年1億5500万ドル(約243億7000万円)で移籍した。

 この日の2発でアロンソは43本塁打とア・リーグ単独トップに立った。新天地での活躍が古巣への最大の仕返しとなりそうだ。