3度目の正直だ。愛知・名古屋アジア大会のフェンシング女子サーブル個人決勝(24日、愛知県国際展示場)、エースの江村美咲(立飛ホールディングス)がザイナブ・ダイベコワ(ウズベキスタン)を15―14で破り、悲願の金メダルを獲得した。
過去2度のアジア大会は不完全燃焼で幕切れ。「アジア大会にあまり縁がない。まだ金メダルを取ったことがないので、自国(の一戦)で取りたい」と強い覚悟で試合に挑んだ。準々決勝では金子優衣奈(ミキハウス)との日本人対決を制し、準決勝は饒雪怡(中国)に逆転勝ち。厳しい戦いを勝ち抜いて頂点に立った江村は「今はホッとしていて言葉が見つからない。母国で開催されること、そして私にとって最後のアジア大会になるかもしれないことを考えると、ここでどうしても勝ちたかった」と声を弾ませた。
7月の世界選手権は春先に左足甲を痛めた影響で個人、団体ともにメダルを逃した。現在は足への負担の少ないスタイルを模索中で「うまくいかなかった部分もあったが、自分としてはよくできたと思う。より攻撃的な戦い方で、以前は15―0で勝つことを目指していたが、今は相手に最初の14点を許しても、最終的に15点を奪えるようにすることを重視している」と明かした。
27日には団体戦を控えている。「最後のチャンスと思って、個人と団体で金メダルを。まだ取っていないタイトルを取り切りたい」と江村。2冠達成に向けて全力を尽くす。












