ドジャース・大谷翔平投手(32)が23日(日本時間24日)に本拠地で行われるパドレス戦から戦列復帰する見通しとなり、限られたロースター枠を巡る争いもフォーカスされている。

 大谷が打者として復帰する見通しが立ったことは、チームやファンにとって朗報そのもの。10月のポストシーズンに向けて残り5試合の公式戦でどれだけ調子を上げられるかが鍵となる。同時に大谷が復帰すれば、誰かが去らなければならなくなるという厳しい現実も待っている。

 米全国紙「USA TODAY」はチームの状況から「フリーランドもマイナー降格の対象となる可能性がある」とした上で、大谷の代役としてメジャーに初昇格したホスウェイ・デパウラ外野手(21)については「印象的な『試用期間』を過ごし、プレーオフのロースター入りを本気で狙っている。彼が10月の試合に出場することになれば、ベンチから(代打として)出場する左打者として起用されるだろう」と降格を免れるとした。

 ただ、左の代打枠は右ヒジの違和感で離脱中のラッシングも有力候補。デパウラは同じ役割で枠がだぶつく可能性がある。同紙はロバーツ監督が発した「彼(ラッシング)を批判しているわけではない。最近のホスウェイの打席の安定性を考えると難しい判断だ。われわれはこうした話し合いを行い、決断を下さなければならない」との言葉から「ラッシングが自分の実力を示す機会が限られているという点で不利な立場にあることを認めた」と読み解いた。

 2Aから〝飛び級〟でメジャー初昇格を果たしたデパウラは、この日まで出場した11試合で打率3割2分3厘、1本塁打、7打点、OPS1・081の好成績。このままポストシーズンへの切符も手にできるのか注目される。